長女が卒園記念につくってくれた陶器のお皿。

重たくて動きにくいし
浅いから食べ物をつかみやすい。
プラスチックのお皿は割れないけれど
使いません。
木のお皿を使っていたこともあるけど
軽いのですぐにひっくり返ってしまいます。
ひとたび落とせば割れてしまう
陶器のお皿をなぜ使うか。
それはお皿が割れるということを
経験するため。
割れないお皿を使っていれば
扱いが雑でも割れる事はないけれど
お皿は割れると体験していれば
お皿を丁寧に大事に扱う習慣がつくのではないかと思うのです。
おかげで子供たちが
何枚のコップとお茶碗を割って
何本のお箸を噛んで折ったかわからないけれど
笑
それは無駄とは思いません。
五感で本物に触れる経験が
子供たちの感性を育ててくれるはず。
食に限らず、
触れるもの、聴くもの、見るもの、
食べるもの、嗅ぐもの・・・
子供たちの方が、感覚が繊細だからこそ
できるだけ人工的に作られたものではなくて
本物を体験経験する機会を
たくさんつくりたいと思います。